データの境界

なんちゃって理系がデータ分析業界に入ってからの汗と涙の記録。

日本はセキュリティーへのリテラシーがかなり低い

ネットパトロール中に拾った2chの記事

blog.livedoor.jp

世界中に存在するwebカメラのうち、パスワードがデフォルト設定のままWebにストリーム情報を流しているものをクロールしてきているらしい。

 

このサイトで見れるカメラの台数は

United States(7751)
Japan(6974)
Italy(1557)
France(1473)
Netherlands(1225)
United Kingdom(622)

らしく、国土面積を考えると日本は明らかに無防備なカメラの密度が高い

 

以前台湾に旅行した際に、あからさまな監視カメラが目につき「カメラの多い国だなー」と思ったが、日本に比べるととんでもない。ただ、日本のカメラはホントに目立たないように環境に溶けて設置されているらしい。

 

で、閲覧できる物をいくつか見てみたが実際は面白味は無い

 

http://www.insecam.org/en/view/199458/

 

こちらは駐輪場のWebカメラ。防犯に使っているのだろう。カメラ自体のパスワードはゆるゆるだが。

 

http://www.insecam.org/en/view/374/

ペットショップのウェブカメラ。ずっと商品である犬の動画が流れている。どうやらこの動画は公開が目的らしい

 

http://www.insecam.org/en/view/556/

姫路城のライブカメラ。これも公開されて良し

 

http://www.insecam.org/en/view/177436/

どこからの研究室のカメラらしい。自分がアクセスしていた時も学生らしき人物が教授らしき人物にプレゼンをしていた。恐らくこれは意図せず公開されている状態なのでマズイっぽい

 

http://www.insecam.org/en/view/125779/

コインランドリーのウェブカメラ。もしもこの場所の物理的な場所を把握できた場合、いろいろ悪いことが思いつきそうなのでかなりグレーな感じがする。おそらくこれも意図せずアクセスできるようになっちゃってる

 

とまあ、いろいろ怖い雰囲気が漂っている。

各所で「IoT!IoT!」と言っているが、こんな状態では必ずセキュリティー的にマズイことが頻発しそうなので、日本人にはもっと勉強した後に使うべき技術なのかもしれない