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データの境界

なんちゃって理系がデータ分析業界に入ってからの汗と涙の記録。

ジャーナリズムとして「物事を伝えること」はますます難しくなる時代

@c_zさんの新しいパナマ文書記事

medium.com

 

約三行要約

  • offshore leaksから一部、パナマ文書に関するデータが公開された
  • データ形式csvで、きれいに整地されたデータでかつサイズが小さいのでローカルマシンでもいろいろ処理できる
  • このデータを使っていろいろ可視化などはできるが、結局、経済の専門家やオフショア金融のエキスパートではないとデータの解釈はできない

感想

ついに(一部であるが)パナマ文書のデータが正式公開され始めたそうです。しかもデータ処理についてよくわかっている人たちが公開していることもあり、データはすでに非常に取り扱いのし易い形で公開されるとのこと。素敵です。

ただ、このデータが公開されても触ることができるor解釈することができるのは、コードを書くスキルを持った人or金融のエキスパートだけになりそう。いちおうパナマ文書に関する話は「データジャーナリズム」というタグで語られることが多いそうなのですが、では「ジャーナリスト」には何ができるのでしょうか。「物事を伝える」ことがジャーナリストであり、その必須スキルは「課題発見能力だ」と実際に"ジャーナリスト"の肩書を持つ人に教えてもらったことがありますが、近年の現象には全てといっていいほど高度なIT技術や膨大なデータが関係していることを考えれば、もはやジャーナリストが必須とするスキルはそれだけにとどまらなそうです。なので、ジャーナリストは他の専門家との協同が必須だと思われます。「物事を正確に伝える」には相当な技術が必要な時代になりそうです。