データの境界

なんちゃって理系がデータ分析業界に入ってからの汗と涙の記録。

チャットbotというUIにするだけで確かに便利っぽくなる

LOHACOの会話AI(?)が話題なので実際に使ってみた

bita.jp

何かのアプリとかインストールさせられるのかもと思ったら、LOHACOのWebページ上でブラウザだけで操作(会話)できる

lohaco.jp

 で、やってみたんだが、これってAIなのか?(汗)

よく検索される内容は会話前から既に選択肢として表示されている。これはまあ良いのだけど、実際に「ビールが欲しい」とか投げると単にビールの標品紹介URLを教えてくれるだけ。単にこれは「ビール」「欲しい」などの単語に対して決まったレスポンスを返しているだけでは...

なにか、もっとAIの本領を発揮する単純な質問以外を投げれば「AIすごい!」と思える反応をしてくれるかもしれないが、自分がいろいろ質問をした限りは

  • 単純な質問 → 質問中のワードに関する紹介ページを教える
  • 主語述語などがはっきりしない質問。言葉を省略した質問 → わかんない、と返す

これは流行りの「何でもかんでもAIと言っとこう」という奴なのか。。。しかし上記記事のようになんだかすごいコスト削減が実現されたらしい。うーん。

 

考えてみると、これは単純に受け答えの精度が良いからではなく、「対話質問形式」というUIが従来の「検索ウィンドウのみ」のUIよりも利便性が高かっただけではないのかと思う。

最近は何でもかんでもウェブアプリ化され、そもそも一般の人は「検索する」という行為が減ってきていると話も聞く。LINEの利用率の高さもあり、「検索ウィンドウなんてしゃらくせえ」ということで対話形式の慣れ親しんだUIが受け入れられている、ということではないのかな

仮にそうだとすると、やはりfacebookが作ろうとしている(作った?)facebookメッセンジャー上で商品売買や支払いが出来る流れは大正解で、非常に成功するのではないかなどうなのかな