データの境界

なんちゃって理系がデータ分析業界に入ってからの汗と涙の記録。

「顔写真の代わりに靴の写真を撮らせてください」がディスニーのゲスト行動追跡のロジック?

オモシロすぎる。

gigazine.net

テーマパーク内でのお客さんの行動を追跡していろいろな施策に結びつけようとする時、普通ならば入口ゲートで専用デバイス配って位置情報取ったり、お客さんのスマホの位置情報を使って把握しようとするだろうけど、ディスニー流ではお客さんが履いているクツで個人を識別して移動を追跡しようとしているらしい。

遊びにきたゲストにわざわざディズニーが用意したセンサー付きの靴にでも履き替えさせるのかと思ったら違った。

ゲストが来園すると、入り口に設置されたカメラとセンサーでシューズをスキャンします。その際には、シューズのデータに来園者の名前や居住地、関心のある内容などをデータベースに統合することで、ディスニーが目指す「個人ごとにテーラーメイドされたエクスペリエンスの提供」を実現するというシステムが構想されています。 

マジか。各個人が履いてくる"自前の靴"をスキャンして個人特定し、園内行動を追跡するのか。顔写真取る代わりに靴で個人を識別すると。靴はさすがに重複が起こるよね。そんなこと出来るのか。。。


特許に載ってる画像を見る限り、靴+スネくらいの範囲を撮っているっぽいので、靴+パンツの組み合わせで1対1認識できるくらいバリエーションということなのかな。(特許文読んでない)

スマホで位置情報取るよりは余程技術レベル高いだろうから流石ディズニー。クツの写真ならさすがに「個人情報だろう!」と騒ぐ人はいないだろう。

どれくらい個人を識別できるのかだけが問題だけど、いやー、このアイデアすごくオモシロい!IoT的デバイスなんて無くて良いんだ!と目から鱗