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データの境界

なんちゃって理系がデータ分析業界に入ってからの汗と涙の記録。

NHKスペシャル「天使か悪魔か 羽生善治 人工知能を探る」が良い番組だった

見ました。いろいろ最近の話がまとまってて、かつNHKっぽくかっこいいビジュアライズがあって良い番組でした。あまり人工知能の話を知らない人は驚きの連続の話だったんじゃないかな

www6.nhk.or.jp

 

番組のトピック

  • 近年のAIの台頭
  • AlphaGo
  • DeepMind デニスハサビス訪問
  • 直感を学ぶAI
  • AIでガン検出
  • シンガポールにおけるAIによる社会環境への導入事例(交通・スマートハウスなど)
  • AIには善悪の判断がない(対話型AI "Tay"の差別発言など)
  • AIの暴走の危険性について
  • 倫理・思いやりを学ぶAI(ソフトバンクPepperも登場)
  • 対話相手によって対応変える対話型AI "シャオアイス"(中国で4000万人が利用し流行ってるらしい)
  • 今後もAIの進化は止まらない...

感想

いちおう、この業界で生きてるのでほぼ既知の話でした。ただ、シンガポールのAIの取り組みはすごくてビビりました。シンガポール政府は国土の狭さをカバーし、効率化するために社会インフラにAI管理を用いてるそうです。例えば、道路を通過する車の速度を監視し続け、規定値以下の速度が確認されたら意図的に青信号を増やして渋滞を起こさないようにするなど。政府の人間が「国全体を実験場にする」と発言していて、いろいろやばい国だなあと...(いい意味で)。

あとは、「思いやり」を機械に学ばせる研究などもあるそうで、自身や仲間(と認識されたもの)に対して危害が加わる場合は命令に背くなどの行動を起こせるそうです。(もしくは、「ちゃんとキャッチしてあげるからテーブルから落ちてもいいよ」というと落ちる、とか)。こういう状態を見てると確かに「ロボット三原則」みたいなものはやはりきちんと決めないとだなと思わされます。

その他は、羽生名人 英語喋れるんか!とか、alphaGoのイントネーションが「アルファード」と一緒なのが気になったくらいですね。良い番組でした。NHKオンデマンドに公開されるようなので見逃した方は一見の価値あり。

www.nhk-ondemand.jp

あとあと、羽生名人が人工知能と対戦する的な話がネットに一時流れてましたが、その話はどうなったんですかね。番組内で何か発表あると思ってたのに何も言わなかったなぁ